旅券の申請及び交付についての注意事項

令和7年3月24日

-申請に関して-

  1. 申請書は、大使館窓口にあります(申請書は原本をご使用下さい。コピーは使用不可)。また、2016年1月4日から、申請書のダウンロードが可能になりました。
  2. 消しゴムや摩擦熱で消せるインクペンを使用して記入すると、申請書を機械で読み取る時に消える可能性がありますので、消えるインクペンは使用しないで下さい。
  3. 申請時に満18歳以上の方は、10年用パスポートか5年用パスポートのいずれかを選択することが可能です。なお、申請時に18歳未満の方は、5年用パスポートのみとなります。
  4. 18歳未満の方がパスポートを申請する場合は、「一般旅券発給申請書」の裏面に法定代理人(親権者)の署名が必要です。法定代理人が遠方に居る等申請書上に署名が不可能な場合は、「旅券申請同意書」の提出が必要です。
  5. 戸籍で確認ができ、日常的に使用している外国人配偶者の氏や重国籍による異なる氏名をパスポートに表記することが渡航・滞在の便宜上、特に必要であると認められる場合には、戸籍上の氏名の表記の後に、括弧書きで併記(別名併記)することが例外的に認められています。ただし、別名併記はICチップの情報には記録されません。
 

*代理人について

【申請時】

  1. パスポートの新規発給・切替発給、残存有効期間同一旅券申請は、日本人の代理人による申請が可能です(ただし、パスポートを紛失、盗難、焼失、損傷した場合及び渡航書の申請は、ご本人が来館する必要があります)。
       外国人で代理資格を有する方は、配偶者及び法定代理人(親権者等)のみです。
  2. 代理人によるパスポート申請は、申請書裏面(又は下段)の委任欄(親族又は指定した者を通ずる申請書類等提出申出書)に申請者及び引受人の署名がされていることが要件です。ただし、法定代理人(親権者)が未成年の子に代わって申請をする場合は、この委任欄への記載は不要です。
  3. 代理人申請の場合は、事前に各申請書を入手し、申請書表面の「所持人自署」欄及び申請書裏面の「申請者署名」欄に申請者本人の署名をしていただく必要があります。自分で署名できない乳幼児(おおむね7歳未満)は、法定代理人(親権者)が代筆して下さい。
 

ー交付に関してー

 本人がお越し下さい。

  1. 旅券の代理受領は、旅券法上認められていません。小さなお子さまにつきましてもパスポート名義人(本人)に来館していただく必要があります。
  2. 交付時に現パスポートを忘れずにお持ちください。現パスポートを失効処理しないと新パスポートの交付はできません。
  3. 現パスポートは返却失効(VOID)処理をしてお返しします。
  4. 交付まで1ヶ月程度の日数を要します。

-別名併記・非ヘボン式表記について-

  1. 別名併記及び非ヘボン式を希望する場合は、各申請書表面の「氏名」欄には、ヘボン式ローマ字で、裏面の「旅券の氏名表記」の欄に希望する別名併記及び非ヘボン式つづり方をご記入下さい。希望した非ヘボン式表記の変更は、以後認められませんのでご注意下さい。
  2. 別名併記及び非ヘボン式を希望する場合は、氏名のつづり方を立証するパスポート又は英文表記のある公文書(いずれも原本)をご提示下さい。
 

【記入見本】

  1. 外国名を併記する場合の記入見本
               
    a. 別名併記 日本名 外国名 別名併記記載例
    たなか  さくら マハルジャン スニタ TANAKA(MAHARJAN)
    SAKURA(SUNITA)
    TANAKA  SAKURA MAHARJAN SUNITA

     
  2. 外国式氏名を非ヘボン式綴りにて表記する場合の記入見本
  3. 氏名を長音表記にする場合の記入見本
           
b. 非ヘボン式 1
(外国式氏名表記)
ヘボン式つづり方 非ヘボン式つづり方 非ヘボン式記載例
やまだ  れおん やまだ  れおん YAMADA
LEON
YAMADA  REON YAMADA  LEON
c. 非ヘボン式2
(長音表記)
おおた  とおる おおた  とおる OHTA
TOHRU
OTA  TORU OHTA  TOHRU
さとう  ようこ さとう  ようこ SATOH
YOHKO
SATO  YOKO SATOH  YOHKO
d. 非ヘボン式3
(重母音表記)
もうり  ゆうた もうり  ゆうた MOURI
YUUTA
MORI  YUTA MOURI  YUUTA
 

-その他-

 申請したパスポートは、発行日から6カ月以内に受領して下さい。6カ月を過ぎると旅券法上失効します。また、同旅券が失効した場合で、失効後5年以内に新たな旅券を申請する際は手数料が通常より高くなりますので、ご注意下さい。

 新パスポートへの切替後、入国管理局にて、旧パスポート内の滞在資格証(ビザ)を新パスポートに移し替えを行ってください。